宇都宮観光 大谷資料館
こんにちは。旅する愛犬家Travel Doggerです。今回は幻想的なまるでRPGのような巨大空間に行ってきました。ワンちゃんは同伴できませんが、人間だけでも是非に行ってもらいたいと思ってブログにてご紹介します。
さてさて、今年のお盆は千葉だけでなく、栃木県にお邪魔しています。栃木県は日光から宇都宮に移動してきました。宇都宮って、全然観光するところないんですよね。もちろん素敵スポットはあるのかもしれませんが、なかなかたどり着かず。いままで何度となく餃子に出鼻をくじかれて、餃子とも疎遠になっていた近年「大谷資料館」たるものを発見したので行ってきました。
大谷資料館は、大勢の人で混んでいました。駐車場は、お盆の真っ最中でも停められました。かなりの台数停まりそうでしたので、あまり心配しなくても大丈夫かも。少し歩くとチケットを購入する箇所があります。チケットは、現金のみだったかな?気になる人は要チェックやで(彦)!
まずは基本情報を
神秘的な巨大地下空間 大谷(おおや)石の歴史が学べる(チケットより抜粋)
〒321-0345 栃木県宇都宮市大谷町909 Tel028-652-1232
開館時間:4~11月 9:00~17:00(最終入館16:30)12~3月 9:30~16:30(最終入館16:00)
休館日:4~11月無休 12~3月毎週火曜日(祝日の場合翌日休館) 年末年始 ※臨時休館の場合もありますので、電話にてご確認ください※
入館料:大人800円、大人800円、子供(小・中学生)400円 20名以上の団体が大人700円、子供350円
アクセス:(電車)JR、東武宇都宮駅からバスで約20~30分
(車)宇都宮ICから約12分
駐車場:無料
ワンちゃんをはじめとするペットの同伴:NG
大谷資料館ってどんな場所?
チケットを購入後、売り場の裏には少しの資料がまとまったスペースがあり、夏場はもあ~っとしています。なるほど、採石所なのかしら?てか、これで800円もとって、こんなに人気なの?と私の中で「?」でしたが、このスペースを出ると地下に続く階段が。
地下に降りてみようとすると、帰りの人々が「あっつ!」と口々に。
どうゆうこと?と続く階段を下がる。その先には、涼し気な、石でできた、謎の空間が。
日常を忘れて、非日常的な空間に飛び込む準備はOK?
想像をはるかに超える壮大な地下空間の魅力と、写真映えする地下神殿の登場です。
眼の前に広がる巨大すぎる、なんじゃこりゃーなこの空間はかなりひんやりしていて、夏は避暑するのにもってこいです。私はノースリープワンピースで観光していましたが、すこしひんやり。車から羽織物のシャツを持ってくればよかったな、と思うほどでした。
大谷石とは何か?:この場所ができた歴史的背景と、石の持つ独特の質感について
「大谷石(おおやいし)」とは、栃木県宇都宮市北西部にある大谷町一帯でのみ採掘される、独特な質感を持つ軽石凝灰岩です。その歴史は古く、約1500万年前に起きた海底火山の噴火によって堆積した火山灰や軽石が、長い年月をかけて固まって形成されました。
1. 歴史的背景:巨大な地下空間が生まれた理由
大谷石は、古くから建材として重宝されてきました。柔らかく加工しやすいため、石塀や蔵の壁、かまどなど、さまざまな用途に使われてきました。大谷資料館の地下空間は、この大谷石を採掘するために、江戸時代からおよそ70年もの歳月をかけて、手作業で掘り進められた巨大な地下採掘場跡なのです。
明治時代には機械化が進み、採掘はさらに大規模化しました。しかし、第二次世界大戦後のコンクリートの普及や、採掘場の閉鎖により、採掘は衰退。その結果、巨大な地下空間は次第に人々の記憶から忘れ去られていきました。
そして、長い眠りから覚め、昭和56年に「大谷資料館」として公開されたことで、この壮大な地下空間の存在が再び注目されるようになったのです。
2. 石の持つ独特の質感と魅力
大谷石の最大の魅力は、その独特の質感にあります。
- 「ミソ」と呼ばれる斑点:大谷石の表面をよく見ると、黒っぽい小さな斑点(ミソ)が多数見られます。これは、軽石が固まってできたもので、一つとして同じ模様はありません。この独特の模様が、大谷石に温かみのある表情を与えています。
- やわらかく、温かい手触り:石でありながら、触るとひんやり感よりも、どこかやわらかく、温かみのある手触りを感じます。これは、多孔質(小さな穴がたくさん開いている)な性質によるもので、調湿性や脱臭効果にも優れていると言われています。
- レトロモダンな雰囲気:和風建築にも洋風建築にもなじむ、落ち着いた色合いも特徴です。大谷資料館の地下空間は、この石の質感とライティングが相まって、幻想的で神秘的な雰囲気を生み出しています。
このように、大谷石は単なる建材ではなく、その歴史と独特の質感が、訪れる人々に非日常的な感動を与える、この場所の主役なのです。
地下の光と影
ライトアップされているので、かなり幻想的。そして、天井がかなり高い。こんなに巨大な空間がひんやりしていて、地下何メートルで・・・・と考えると私パニックになりそうでした。笑
パニックの人って良くないことばっかり考えるリスクヘッジーだから、この石がこの今のタイミングで落ちてきたらどうしよう?!とか無駄なことを考えながら散策。
イベントスペースがあったり、写真取れる場所もありました。
ドンペリのイベントやったって展示してあったし、コンサート・映画の撮影などにも使用されたと書いてあった。映画見ない私でも知ってる映画でした。名前忘れてしまったけど。
RPGみたいな世界観。私ここって昔のどらえもんの映画の地底人でてくるやつ。そう「




大谷資料館を楽しむためのポイント
羽織物などの上着が必要

↑これじゃちょっとサムシング
歩きやすい靴で!
また、歩きやすい靴やサンダルで行ってください。やっぱり石の上を歩くので、ヒールとかはちょっと疲れちゃうかも。私はTevaのサンダルで行ってよかった。ビーサンだとちょっと危なっかしかったかもしれません。
カメラ
i-phoneカメラなどで撮影する人は必要ないかもしれないけど、お気に入りのカメラが別にある人は必須。かなり幻想的なので、良い写真が撮れます。私も持っていけばよかった。
まとめ:大谷資料館の唯一無二の魅力を再確認。
五感をフル活用して楽しめる場所であること間違えなしです。この幻想的な世界を体験してみてください。夏でも、羽織物・カメラ・歩きやすい靴やサンダルは必須です。日光からの帰りや、宇都宮餃子を楽しむついでなどにぜひ、行ってみてくださいね♬