先日の雨キャンプ@山梨県道志村、道志の森キャンプ場にて、濡れたテントを干しにいきました!
雨キャンプの後、濡れたテントをそのまま放置していませんか?「次のキャンプで使うから大丈夫」と思っていても、たった2週間でカビが生え、嫌な臭いが発生し、最悪の場合テントの買い替えが必要になることも。
でも、賃貸マンション住まいだとベランダも狭くて干す場所がない…そんな悩みを抱えている方も多いはず。
実は、都内の大きな公園なら、テントを広げて干すことができるんです!この記事では、先日雨キャンプで濡れたテントを東京都内の水元公園で干してきた実体験をもとに、公園でテントを干す際の注意点、効率的な乾かし方、そして公園以外の代替案まで詳しくご紹介します。
「テントにカビを生やさない!」そのための一手間が、次のキャンプを気持ちよく迎えるための秘訣です。
この記事でわかること:
- テントを干さないとどうなるのか(カビ・臭い・加水分解のリスク)
- 公園でテントを干す前に確認すべき注意点とルール
- 水元公園でのテント干し実体験レポート(アクセス・駐車場・施設情報)
- 効率的なテントの干し方と乾燥時間の目安
- 公園以外でテントを干す方法(ベランダ・カーポート・河川敷など)
- プロのテント乾燥サービス情報
濡れたテントのメンテナンス

本当は、すぐにキャンプにいければいいのですが、
中々都合が付きません。
しかし、ずぶ濡れになっていた、テントを、そのままにしておくとおそろし~い事になるので、
とっとと干すのが懸命です。
昔は雨でも山ごもりをしていたのですが、
キャンプ用品を大事大事に使うということをしていなかったので、
雨にぬれてもテントの手入れをする事はありませんでした・・・
後におそろしいことになるとは思っていませんでしたw
久しぶりに出したテントはまず臭い。
なにくさいっていや~な匂い。
スクリーンには黒のてんてん・・・
そう、これはカビです。
雨に濡れたものを、密閉して乾燥させていないので、そらカビルンルンも繁殖するってもんです。
一度カビが生えたテントは、
洗うことにより匂いはマシになりますが、
スクリーンについたカビは取り除く事がかなり困難です。
薬剤を使ってなにかできても、テントの生地がとけたり、うすくなったり、
防水機能が失われたり・・・。
テントを干さないとどうなる?
カビ以外にも、濡れたテントを放置すると以下のようなトラブルが起こります:
加水分解による劣化 水分が原因でテント生地がベタベタしたり、防水コーティングが剥がれてしまうことがあります。特にポリウレタンコーティングのテントは加水分解しやすく、一度劣化が始まると元には戻りません。
悪臭の発生 生乾きの洗濯物のような嫌な臭いが発生します。これは雑菌が繁殖しているサインで、テント内で寝るのも不快になってしまいます。
撥水効果やUVカット性能の低下 カビや雑菌によってテント本来の機能が失われてしまいます。撥水効果がなくなると、次のキャンプで雨漏りする原因にも。
一度カビや劣化が進むと、専門のテントクリーニングに出さなければならず余計な出費がかさみます。クリーニング代は5,000円〜15,000円程度かかり、最悪の場合は買い替えが必要になることも。
だからこそ、キャンプ後のテント干しは絶対に欠かせないメンテナンスなのです!
カビないためにも乾かすのが必須。公園で乾かそう!
なので、カビが生えたらしょうがないですが、できればカビを生やさない!
という方向性でいくようにしています。
昔の自分が聞いたらおどろきますが、
今は昔の自分が無知なのとめんどくさがりなのに脱帽です。
そこですぐ翌週にキャンプに行ければ問題はないのですが、
中々仕事などの都合上、いけないときもあると思います。
実際天気よくないとまた濡れるし・・・
じゃあどうすればー!
ということで、公園で乾かします。
公園でテントを干す前の注意点
公園でテントを干す場合、トラブルを避けるために以下のポイントを必ず確認しましょう:
✓ 事前に管理事務所や自治体に確認する 実は、テント設営NGの公園が多いです! 勝手に干すと注意されて二度手間になるだけでなく、他の利用者とのトラブルにもなりかねません。大きな公園なら公式サイトで使用ルールを確認できることもありますが、不明な場合は必ず電話で問い合わせを。
✓ 火器使用は絶対禁止 公園では炭火やガスバーナーなどの火器使用が禁止されている場合がほとんどです。テントを干しながらお湯を沸かしたり、調理したりするのはNGなので注意。
✓ 周囲への配慮を忘れずに 子供たちが遊ぶ場所なので、テントを広げる場所やペグを打つ場合は怪我の原因にならないよう十分注意してください。週末や祝日の混雑時は避けるのがベターです。
✓ ゴミは必ず持ち帰る 公園の利用ルールとして当然のマナーです。ペットボトルやお弁当のゴミなど、全て持ち帰るようにしましょう。
公園といっても、近所の小さな公園では多分注意サれると思います・・・。
なので、大きな公園を選んでテントを干しにいきましょう。
都内の大きな公園:水元公園で干す
都内で大きな公園というと。。。。
渋谷の代々木公園や、お台場の海浜公園・・・?
有名な公園は砧公園なども、いくつかありますが、実際テントをガッツリ立てている人をみたことありませんw
注意されて、たためと言われると二度手間ですので、少し都心から離れた所でほしてきました。
ついでにお弁当ももっていって、ピクニックがてらです。
水元公園でテントを干す際の基本情報
水元公園のテント使用ルール(2022年改定)
水元公園では、2022年から限定的にテントの使用が認められるようになりました。ただし、以下の条件があります:
- 使用可能なテント:少人数用(1辺2m以下)のポップアップテント、ワンタッチテントなどの簡易テントのみ
- ペグ打ち込み禁止:地面に固定するためのペグ打ち込みやロープ補強は使用できません
- 使用可能場所:園内草地広場全域(BBQ広場は別途予約が必要)
つまり、キャンプ用の大型テントを完全に立てるのは基本的にNGですが、広げて干す分には許容範囲と考えられます。ただし、混雑時や管理人さんから注意があった場合は速やかに対応しましょう。
水元公園の施設情報
- 所在地:東京都葛飾区水元公園3-2
- 面積:約81.7ha(東京23区内最大級の水郷公園)
- 主な施設:中央広場(約10ha)、BBQ広場、メタセコイアの森、ドッグラン、水辺の生きもの館
- 問い合わせ:水元公園サービスセンター(TEL: 03-3607-8321)
アクセス
【電車・バス】
- JR常磐線・東京メトロ千代田線「金町駅」または京成金町線「京成金町駅」下車
- 京成バス(戸ヶ崎操車場または西水元三丁目行き)で「水元公園」下車、徒歩7分
- 3月〜11月の土日祝日は「水元公園循環バス」が運行(午前9時〜午後4時40分)
【車】
- 東京外環自動車道「三郷南IC」から約2km
- 首都高速6号三郷線「八潮IC」から約3km
駐車場料金(2025年11月1日改定後)
- 普通車:1時間まで300円、以後20分毎に100円
- 12時間最大料金:1,200円(繰り返し適用)
- 駐車場:第一駐車場(311台)、第三駐車場(46台)、第四駐車場(46台)※第二駐車場は点検のため閉鎖中
- 注意:週末は12時頃に満車になることが多く、16時〜17時は出庫渋滞が発生するため避けるのが◎
お天気の水元公園へ
天気の予報は雨はなし!
ということで、テントが干せそうなひろ~い公園の、水元公園に行ってきました。

水元公園は、東京都にあるとても大きな公園で、BBQ広場もあり、だだっぴろい草原もあり、
川沿いにあるので、川沿いで、おじさまたちが日中の釣りをたのしんだりしています。
そしてドッグランもあり!
今回は公園なかほど、BBQを広場近くの水たまり?の近くにテントをほしました!
近くにはタープをたててピクニックしている人がいたからですw
前日も雨がひどく、雨の影響で足場が悪かったので、岩場にほしました。

岩場のお隣には、スクリーンタープ2つたてている人が居ました。
きっと!干してたに違いありません!
公園の管理人さん?が来ていましたが(横目で見ていた)「ゴミは持ち帰ってくださいね、泊まらないように」などと言われてたように思います。
わたしたちは、張るのがめんどうだったので、広げて乾かすのみでしたが、
天気がよくなり2時間ほどで乾きました♪

その間、お弁当をもっていき、お弁当とビールを・・・w


タープも木陰もないところに行ってしまったので、汗が凄いw
夏かと思いました。
暑がるキキ

夏・・・終わってしまうのが悲しいぜよ・・・

結構気を使う試し張り&テント干し。
広い家に住んでいればテントを干すのも大丈夫でしょうが、
賃貸マンション住まいにはきつい・・・w
乾いたことで一安心しました。
これでカビはまぬがれるはず!
週末は小さな子供たちで賑わっているので、
迷惑にならないように、テントをほしにいってみてください♪
テントの効率的な干し方をご紹介します
公園でテントを干すときのコツをご紹介します。これを知っているだけで、乾燥時間が大幅に短縮できます!
基本の干し方
- テント本体を完全に広げる インナーテントとフライシートは別々に広げて、風通しを良くしましょう。重なっている部分があると、そこだけ乾きません。
- 表面の水滴は拭き取っておく タオルで軽く拭き取っておくと乾きが早くなります。特にテントの底面(グランドシート部分)は泥がついていることもあるので、拭き取ってから干すのがベスト。
- 定期的にひっくり返す(重要!) 2時間ごとを目安に、テントを裏返しましょう。片面だけ干していると、裏側に水分が残ってカビの原因になります。
- フライシートとインナーは別々に干す 重ねて干すと乾きが遅くなるだけでなく、生地同士がくっついてしまうこともあります。
- 付属品も忘れずに! ペグ、ガイロープ、設営ベルトなどは厚みがあって乾きにくいので、テントと分けて広げて干しましょう。濡れたまま収納すると、テント本体に水分が移ってしまいます。
ポールとロープで物干しを作る方法
立てるのが面倒な場合や、風が強い日におすすめなのが、ポールとロープで簡易の物干し台を作る方法です:
- テントポール2本を立てる(ペグなしでも、重りを使えば固定できます)
- ポール間にガイロープを張る
- テントをロープにかけて干す
この方法なら、風で飛ばされる心配も少なく、両面に風が当たるので乾きが早いです。私たちは広げるだけで済ませましたが、次回はこの方法も試してみたいと思います!
乾燥時間の目安
- 晴天・風あり:2〜3時間
- 晴天・風なし:4〜5時間
- 曇り:6時間以上
天気予報をチェックして、できるだけ晴れて風のある日を選ぶのがポイントです。
水元公園の売店は繁忙期はあいていますが、冬など時期外には売店は空いていませんでした。
東京方面からいくと、コンビニもありませんが、
自販機があります。
駐車場も、都立の公園とのことでリーズナブル!
ぜひ、検討してみてください^^
帰ってきたらブスになってたキキ。どないしたん?

公園以外でテントを干す方法
「公園でテントを干すのはちょっとハードルが高い…」という方のために、他の選択肢もご紹介します。
ベランダで干す 広いベランダがあれば、布団のように広げて干せます。スペースが狭い場合は、物干し竿や手すりにかけて定期的に向きを変えましょう。ただし、風で飛ばされないように洗濯バサミでしっかり固定を。マンションの場合は、管理規約でテント干しが禁止されていないか確認してくださいね。
カーポートや車の上 一軒家にお住まいなら、カーポートの屋根や車のボンネットに広げる方法もあります。ただし、車の塗装に傷がつかないよう、タオルなどを敷いてから広げるのがおすすめです。風で飛ばないよう重しで固定も忘れずに。
河川敷 広いスペースがあり、公園よりも規制が緩い場合があります。ただし、自治体によってルールが異なるため、事前確認は必須。河川敷は風が強いことも多いので、重りやペグでしっかり固定しましょう。
キャンプ場でデイキャンプ 東京近郊なら、若洲公園(江東区)のようにデイキャンプ可能なキャンプ場を利用すれば、テントを干しながらアウトドアを楽しめます。有料ですが、確実にテントを立てられる安心感があります。
プロの乾燥サービスを利用する どうしても時間が取れない場合は、プロに任せる方法もあります:
- スノーピークの乾燥サービス:3,850円〜8,250円(テントのサイズによる)
- テントクリーニング専門業者:5,000円〜15,000円程度
少し費用はかかりますが、カビが生えて買い替えるよりは安く済みます。
⚠️ コインランドリーの乾燥機は使用NG! 「乾燥機に入れれば早いのでは?」と思うかもしれませんが、コインランドリーの乾燥機は高温でテントが傷んだり、金具で機械を壊す恐れがあるため使用できません。絶対にやめましょう。
まとめ:テント干しは次のキャンプを楽しむための必須メンテナンス
雨キャンプの後、濡れたテントをそのまま放置すると、カビ、臭い、加水分解といった深刻なトラブルにつながります。「次のキャンプですぐ使うから大丈夫」と思っても、2週間も放置すれば確実にカビが生えます。
水元公園のような広い公園なら、テントを広げて干すスペースも十分にあり、ピクニックがてら楽しみながらメンテナンスができます。ただし、公園によってはテント設営が禁止されている場所もあるので、必ず事前に確認を。
もし公園が難しければ、ベランダやカーポート、河川敷、デイキャンプ場など、他の選択肢も検討してみてください。最悪の場合はプロのクリーニングサービスを利用する手もあります。
大切なテントを長く使うためには、キャンプ後の一手間が何より重要。次のキャンプを気持ちよく迎えるために、しっかり乾かしてあげましょう!
水元公園 施設詳細
基本情報
- 住所:東京都葛飾区水元公園3-2
- 面積:81.7ha(東京23区内最大級)
- 問い合わせ:水元公園サービスセンター(03-3607-8321)
- 営業時間:常時開園(サービスセンターは8:30〜17:30)
アクセス
- 【電車】JR・東京メトロ「金町駅」→京成バス「水元公園」下車徒歩7分
- 【車】東京外環道「三郷南IC」から約2km
駐車場
- 料金:1時間300円、以後20分毎100円(12時間最大1,200円)
- 台数:第一駐車場311台、第三・第四駐車場各46台
- 注意:週末12時頃満車、16〜17時出庫渋滞
テント使用ルール
- 簡易テント(1辺2m以下)のみ可
- ペグ打ち込み・ロープ補強禁止
- BBQ広場は要予約(無料)
主な施設 中央広場、メタセコイアの森、BBQ広場、ドッグラン、水辺の生きもの館
おすすめポイント 都内唯一の水郷景観、メタセコイア約1,500本、ハナショウブ園、野鳥観察


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